湿度計に使用されているセンサーには様々なテクノロジーが使用されていますが、その中には気体が水滴に戻る温度である露点を取り入れたものもあります。
それを名前の通り露点計と呼び、いくつかのタイプに分かれています。最も定番なのは冷却式と呼ばれるセンサーで、観測に使用する部分を意図的に冷却していきます。そこは鏡のようになっていて、光が照射されている形です。温度が下がって特定の温度になったら、その表面に結露が起こります。鏡は表面に何もない状態だと光量が多いまま観測部分に届きます。
しかし水分はレンズのような作用をして、乱反射などでその届く光量を減らします。そうすることで結露の有無が機械的に分かります。大切なのは結露が発生した温度で、それをあらかじめ用意しておいたデータと照らし合わせて湿度を観測するという形です。冷却のための構造には液体窒素や冷凍庫の仕組みなど色々用いて、マイナスの温度環境を作り出すことができるため、湿度が低めな環境での湿度計でも高い精度を出すことができます。
露点の仕組みをストレートに取り入れているためシンプルな構造になりやすいので、多くの質時計に定番として取り入れられます。またその他にも空気中にある水分をそのまま観測するタイプの露点計センサーもあり、水分に反応して抵抗を変化させる性質があるコンデンサを用います。静電容量式という仕組みで、電気の流れをデータ化して計測する湿度計です。こちらは電気の性質を利用するため、素早い反応が強みです。